〇月〇日、区長になった女の「それから」⑤/与党伸長
岸本聡子が区長選に当選した翌年の2023年にあった杉並区議選では、女性議員が多数当選し、全国でも珍しい女性議員が過半数を占める構成になりました。数え方によりますが、与党系は10→20におおむね倍増。逆に自民党系、および田中良元区長を支持する勢力が後退しました。
大鹿 靖明
2026.05.24
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岸本聡子が杉並区長選に当選して1か月余り経った2022年7月15日、彼女の区長就任後、初めての都市計画審議会(都計審)が開かれた。7月11日に就任して、まだ5日目である。
都市開発のお墨付き機関としての「都計審」
都計審は都市計画法に定められて都道府県や市町村に設けられる審議会で、土地の用途変更や道路計画、再開発について審議する。委員は学識経験者や与野党の議員、その地域の有力者らによって構成されるものの、実質的には自治体のやりたい開発行為にお墨付きを与えるための審議会である。都計審でゴーサインが出ると、もはや後戻りは効かず、開発計画は承認されたことになる。あまり注目されることはないものの、それゆえ都計審の場は重要だった。