KADOKAWAの悲劇⑤/カドカワ・ドワンゴの誕生
オタク路線とデジタル戦略で先鞭をつけた角川歴彦が次に狙ったのは、IT企業との融合だった。カドカワ・ドワンゴの誕生である。2016年にAT&Tがタイム・ワーナーを買収するのを先を行く世紀のM&Aだった。
大鹿 靖明
2026.08.29
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それは度肝を抜く知らせだった。
出版大手の角川グループホールディングスが、ニコニコ動画で知られる新興のIT企業のドワンゴと経営統合する記者会見を開く、というのだから。2014年5月14日午後4時半、日本橋三井タワーのマンダリンホテルには、日本中のメディアが詰めかけた。
角川歴彦側近の佐藤辰男取締役相談役が司会を務めた。
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- 両社を橋渡しした角川側のゲーム通の人間
- いまひとつ釈然としない統合効果 キツネにつままれる記者たち
- 歴彦の前のめりの姿勢で結実した両社の経営統合
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