〇月〇日、区長になった女の「それから」⑦/欧州では

杉並区長に当選した岸本聡子は、欧州をはじめ海外で広がる「気候変動市民会議」や「市民参加型予算」を導入した。左派・環境問題にかかわってきた彼女ならではの取り組みと言えるが、仔細に検討すると、「イベント開催」型の政策にも見える。
大鹿 靖明 2026.06.08
サポートメンバー限定

 杉並区は2024年3月、第1回「気候区民会議」を開催した。

 気候変動問題は、岸本聡子区長が学生時代からずっと追いかけてきたテーマだった。彼女の区長選時の公約集「さとこビジョン」にも、「気候市民会議を設立し、気候危機対策を参加型民主主義で進めます」と盛り込まれている。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、3858文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
「戦略」が大事とわかっていても……/垂秀夫元中国大使の『戦略的思考』を...
読者限定
ソフトバンクグループのニケシュ・アローラ退任騒動の内幕/アロック・サー...
誰でも
我が国が梯子を外されるリスク/ボブ・ウッドワード『WAR 3つの戦争』...
サポートメンバー限定
KADOKAWAの悲劇⑦/夏野剛という男
サポートメンバー限定
KADOKAWAの悲劇⑥/ドワンゴ再建
誰でも
読書日記⑥/『ブレザレン』/ボブ・ウッドワード&スコット・アームストロ...
サポートメンバー限定
読書日記⑤/『習近平研究』/鈴木隆
誰でも
読書日記③/『自由』/アンゲラ・メルケル