〇月〇日、区長になった女の「それから」⑩/彼女は富士山みたい
6月28日投票・29日開票の杉並区長選は現職の岸本聡子区長の地滑り的な大勝に終わりました。対抗馬の男性の3候補の獲得票を足しても、彼女の得票に足りません。中でも有力なライバルと見られた自民党推薦の大和田伸元杉並区議は足元にも及ばない大敗ぶりでした。
大鹿 靖明
2026.07.02
サポートメンバー限定
自民党推薦の区長選候補者である大和田伸元杉並区議は穏健な地域政治家である。

上高井戸であった大和田伸のミニ集会(2026年5月23日)
1980年生まれで、高校球児だったそうだが、本人によると、肩の怪我のせいで甲子園やプロ野球の夢が絶たれたという。1999年に地元選出の自民党の石原伸晃衆議院議員の秘書になり、2011年には区議に転出し3回連続でトップ当選を果たした。2021年には杉並区議会議長に就任し、当時23区議会議長のなかでは最年少。地域政治家として順調に頭角をあらわし、いわば自民党の〝ホープ〟的存在だった。